カードローンの時効

大昔に借りたカードローンの返済についてどうしようと思ったことは無いでしょうか。未返済のままで放置してある借り入れがある場合、新しく住宅ローンなどを組むことは非常に難しくなります。なるべくなら返済をしてしまうようにしましょう。

この大昔に借りたカードローンについて「時効」という物があります。ある期間の間「何にも音沙汰が無ければ」時効になるということです。しかし、このケースはあまり多くありません。音沙汰がないとはいえ「記載されている住所に督促状を送っていた」ということや「電話を掛けるなどして連絡を取ろうとしていた」という場合に時効が成り立たないということもありますし、時効を成立させるためにはカードローン会社に「時効が成立したので払いませんよ」ということを伝えなければなりません。その後に話し合いをすることなどもあるので弁護士などをたてて話し合いを続ける、ということにもなります。さらに裁判を起こされていて確定していた場合は時効の期間が１０年になります。住所などが変わっていて裁判があったことを知らなかった、ということでは済まされないのでこの確認をする必要もあります。

それ以外にも様々なデメリットがあります。お金を借りても「時効まで待てばいい」ということは無く、仮に５年近く放置し、あと一日で時効という時に裁判などを起こされ「払ってください」と言われれば５年分の遅延損害金を含めた金額を「一括で」支払う必要が出てくることもあります。確かに時効という制度はありますが、デメリットのほうがはるかに大きいのでしっかりと返済するほうがメリットがあることを覚えておきましょう。